「ああ、そういうことか。」

言葉ではなかなか伝わらなかったことも、 目の前で見せると、すっと伝わる。 そんな瞬間があります。

頭の中では、はっきり見えている。けれど、誰かに説明すると、少し違うものが伝わってしまう。

同じ言葉を聞いていても、思い浮かべる景色は人それぞれです。

私たちは、その距離をもっと縮められると考えました。

想像したものを、自分だけの頭の中から、誰もが入って、見て、確かめられる場所へ。

そこで問いかけたり、試したり、思いもよらなかった発見を持ち寄ったりする。

そんな体験をつくりたくて、AI Squareを始めました。

「わかった」が、「一緒につくろう」に変わる。

それが、私たちの目指していることです。

想像を、共有できる場所へ。

AI Square / 私たちのストーリー映像を見る

3Dの世界をつくり続けて、たどり着いた場所。

私たちは20年以上にわたり、現実の空間をコンピューター上に再現し、動かし、そこにある情報を結びつける仕事をしてきました。

コンピューターグラフィックスやシミュレーションから、空港、工場、データセンターなどの社会インフラまで。

分野は違っても、向き合ってきたのは同じ課題でした。

現実の世界にある膨大な情報を、どうすればコンピューターが扱える形にできるのか。

3D技術が進化するにつれて、私たちの関心も変わっていきました。

空間を正確に再現できれば、そこにあるもの同士の関係や、起きている出来事までコンピューターが扱えるようになる。

そして、その空間をAIも直接扱えるようになれば、もっと面白いことができるはずです。

これまで培ってきたグラフィックス、シミュレーション、リアルタイムシステムの技術を、その新しい可能性につなげたい。

その思いから、AI Squareは生まれました。

Louis Bokaのポートレート

Louis Boka

共同創業者・CEO

Louisは、パリでコンピューターグラフィックスを学びながら、Société Généraleでソフトウェアエンジニアとしてキャリアをスタートしました。

その後、3D空間で実際の家具や建材を配置し、住宅の設計からリフォームまでをつなぐ技術を手がけるSquareclockに参加。同社は後にDassault Systèmesに買収されました。

カナダ、シンガポールでは、空港、データセンター、防衛関連施設などを対象に、3D空間とセンサー、設備、運用データをリアルタイムにつなぐシステムの開発に携わりました。

Accentureでの経験を経て、AI Squareを共同創業。

現在は、コンピューターグラフィックスと実世界のシステム開発で培った経験をもとに、AIが空間そのものを扱える技術の実用化に取り組んでいます。

Pierre Renauxのポートレート

Pierre Renaux

共同創業者・CTO

Pierreは、リアルタイム3Dを支えるエンジン技術を専門としてきました。

Crytekでのグラフィックス開発をはじめ、シンガポールでは政府機関や企業向けのリアルタイム3Dシステムを開発。その後、中国で複数のテクノロジー事業に携わりました。

Gaya3Dでは、Android端末メーカー向けにハードウェアアクセラレーションを活用した3Dインターフェースを開発。同事業は後にAlibabaに買収されました。

また、Metaではプリンシパルエンジニアを務めています。

現在はAI SquareのCTOとして、Valkyrieのアーキテクチャとエンジン開発を統括。

長年培ってきたグラフィックスと低レイヤー技術の知見を活かし、複雑な3D空間を高速に処理しながら、さまざまなデバイスで動かせる実行環境をつくっています。

空間そのものに、問いかける。

写真には、見た目を伝える力があります。

図面には、構造や配置を正確に示す力があります。

ダッシュボードには、離れた場所で起きていることを数字で伝える力があります。

それぞれに、得意なことがあります。

一方で、私たちが暮らし、働く世界は三次元です。

ものには大きさがあり、位置があり、周囲との関係があります。

機械が動けば、その周りの空間も変わる。ひとつの場所で起きた出来事が、別の場所に影響することもあります。

私たちが着目したのは、こうした空間の情報を、できるだけそのままコンピューターで扱えるようにすることでした。

3Dなら、ものの形だけでなく、位置、距離、向き、互いの関係まで表現できます。

どこまで精密に再現するかは、必要な解像度や情報の細かさによって調整できます。

さらに、センサーや設備の稼働データを重ねれば、その場所の形状だけでなく、今そこで何が起きているかも扱えるようになります。

空間を、AIが直接読み取り、考え、働きかけられる情報にする。

私たちは、そのための技術をつくってきました。

03.1 / AIネイティブな空間エンジン

世界の記述から、実行まで。

Valkyrieは、私たちが開発しているC++ベースのリアルタイム3Dエンジンです。

3Dモデル、空間内の位置関係、センサー、設備の状態、外部システムからの情報を、ひとつの環境にまとめて扱えます。

その特徴は、AIとの接続方法にあります。

Valkyrieでは、空間を記述する仕組みそのものを、AIが扱いやすい形で設計しています。

独自のシーン記述形式によって、言語モデルは空間の構造を直接読み取り、生成し、変更できます。

さらに、AIがインタラクション、UI、イベント、処理ロジック、外部システムとの連携まで記述できる専用のプログラミング言語を備えています。

たとえば、空間内の設備に新しい操作を追加する。センサーの値に応じて表示を変える。特定の条件でイベントを発生させる。

AIは、実現したい動作をこの言語で記述できます。

生成された記述はコンパイラが処理し、C++ベースのランタイムで実行されます。

モデルが出力する記述の細かな書き方よりも、何を実現したいかに集中できる構造です。

空間の定義から、機能の生成、実行までが、ひとつの仕組みとしてつながっています。

特定のLLMに依存せず、macOS、Windows、さらに専用プレイヤーを通じてiOSでも動作します。

人とAIが共有できる世界
03.2 / 3Dエンジンの、その先へ

AIが、世界を直接つくり変えられる。

一般的な3D制作ツールやゲームエンジンでは、人が空間を設計し、オブジェクトを配置し、必要な処理をプログラムしていきます。

Valkyrieでは、AIもその作業に直接参加できます。

3Dのシーン記述、動作を定義する言語、コンパイラ、実行環境が、最初からひとつにつながっているからです。

AIは空間の構造を読み、必要なものを追加し、動作やインターフェースを生成できます。

そして、人はその結果を同じ3D空間で確認し、操作し、さらに手を加えることができます。

人とAIが、同じ世界を使ってものをつくる。

そのための基盤が、Valkyrieです。

私たちの技術は、すでに空港、港湾、工場、データセンターなどの現場で稼働しています。

実際の設備や運用データとつながりながら、複雑な空間をリアルタイムに扱ってきました。

そこにAIが直接参加できるようになったことで、これまで人が時間をかけて行っていた作業にも、新しい可能性が生まれています。

AIが世界を理解するための、新しい共通基盤。

それが、私たちのつくっているものです。

つくる楽しさを、もっと真ん中に。

3Dでものをつくる仕事には、夢中になれる瞬間があります。

頭の中にあった景色が、目の前に現れる。

光の当たり方を変えてみる。視点を動かしてみる。少し配置を変えただけで、まったく違う体験が生まれる。

「あ、これ面白いかもしれない」

そんな発見が、ものづくりの楽しさだと思います。

私たちは20年以上、その楽しさに魅了されてきました。

同時に、そこへたどり着くまでの大変さも、よく知っています。

UV展開。リギング。ライトのベイク。ポリゴン数の最適化。

RevitやBIMの複雑なモデルを、リアルタイムで動かせる軽量な3Dデータに変換する作業。

大規模な施設なら、何千ものセンサーを3D空間に配置し、一つひとつを実際のデータソースにひも付けていく作業もあります。

どれも技術が必要です。

そして、どれも膨大な時間がかかります。

面白いアイデアを思いついたのに、それを試すまでに何時間も準備が必要になる。

ようやく準備が終わった頃には、別の作業が待っている。

そんな経験を、私たちは何度もしてきました。

だからこそ、ずっと考えていました。

もし、この時間をもっと自由に使えたら、どれだけ面白いものが生まれるだろう。

04.1 / 人の想像力を、中心に

アイデアを育てる時間を増やしたい。

私たちは、AIによってものづくりの体験を大きく変えられると考えています。

モデルを整える。データをつなぐ。繰り返しの設定を済ませる。インタラクションを実装する。

時間のかかる準備をAIが引き受けてくれれば、人はもっと自由に試せるようになります。

思いついたことを、その場で形にしてみる。

気に入らなければ、変えてみる。

予想と違う結果になったら、そこから別のアイデアを見つける。

試せる回数が増えるほど、想像は広がっていきます。

私たちが大切にしたいのは、そこにいる人の創造性です。

何をつくりたいのか。

どんな体験を届けたいのか。

何を美しいと感じ、どこにこだわりたいのか。

その答えは、つくる人の中にあります。

AIが準備や反復作業を引き受けることで、その人の感性や好奇心、こだわりを、もっと作品に込められるようになる。

完成したものを一度に受け取るだけでなく、自分のアイデアを何度も試し、手を加え、育てていく。

私たちは、そんなものづくりを広げたいと思っています。

面倒な作業は、もっと短く。

想像する時間は、もっと長く。

そして何より、「自分がつくった」と心から思えるものを、もっと増やしたい。

そのために、私たちはAIを使っています。

東京から、世界の現場へ。

AI Squareの本社は東京にあります。

シンガポール、サンフランシスコをはじめ、これまで技術を届けてきたさまざまな地域に、チームやパートナーとのつながりがあります。

私たちにとって、それぞれの場所には意味があります。

05.1 / 本社

東京、日本

日本には、製造業、インフラ、精密機器など、高度な技術が現実の社会を支えている現場が数多くあります。

私たちは、そうした現場の課題に触れながら、技術を磨いています。

05.2 / チーム・ネットワーク

シンガポール

シンガポールは、私たちの空間技術が育った場所のひとつです。

空港や重要インフラ、産業施設など、複雑なシステムが動く環境で、3Dとリアルタイムデータを結びつける経験を積んできました。

05.3 / チーム・ネットワーク

サンフランシスコ、米国

サンフランシスコでは、AIの可能性を広げようとする人々や企業とのつながりを大切にしています。

AIそのものの進化と、その技術が実世界で何を実現できるか。

私たちは、その両方に関わり続けたいと考えています。

05.4 / ともに技術を磨いてきた人たち

現場で使われてこそ、技術になる。

私たちの技術は、空港、港湾、製造、データセンター、防衛など、さまざまな分野で活用されてきました。

こうした現場では、性能や信頼性はもちろん、実際に使う人にとって役立つことが求められます。

その積み重ねが、今のValkyrieを形づくっています。

お取引先・パートナー

違う視点があるから、見えてくるものがある。

私たちの周りには、技術、事業づくり、投資、国際ビジネスなど、さまざまな分野で経験を積んできた人たちがいます。

自分たちだけでは気づけないことに気づかせてくれる。

当たり前だと思っていたことに、違う角度から問いを投げかけてくれる。

そんな人たちに支えられながら、私たちは挑戦を続けています。

Simon Saekiのポートレート

Simon Saeki

戦略アドバイザー

日本市場での事業展開や企業成長について、戦略面からAI Squareを支援しています。

Mathias Bockのポートレート

Mathias Bock, PhD

法務・戦略アドバイザー

法務、投資、アジア太平洋地域でのビジネスに関する豊富な経験を持ち、法務・戦略の両面から助言しています。

Gijs Oostendorpのポートレート

Gijs Oostendorp

事業戦略アドバイザー

事業設計、プロダクト戦略、市場でのポジショニングについて助言しています。

Mike Chenのポートレート

Mike Chen

アドバイザー

AMDやNetflixなどで培った経験をもとに、テクノロジーや半導体業界に関する知見を提供しています。

Guillaume Luccisanoのポートレート

Guillaume Luccisano

アドバイザー

Triplebyteの共同創業者。テクノロジー企業の立ち上げ、プロダクト開発、事業成長に関する経験を活かして助言しています。

一度、見に来ませんか。

私たちは長年、現実の場所をコンピューター上に再現し、人が理解し、操作できる世界をつくってきました。

そして今、その世界をAIも直接扱えるようになりました。

空間を読み取り、ものを動かし、新しい機能をつくる。

人とAIが同じ場所で、同じ情報をもとに、一緒に考え、試すことができます。

ここから何が生まれるのか。

私たちにも、楽しみで仕方がありません。

もし、AIが現実の世界を理解し、そこで何かを生み出す未来に興味があるなら、ぜひお話ししましょう。

実際に見てもらうのが、きっと一番早いと思います。

あなたのAIなら、この世界で何をしてみたいですか。